アルツハイマー病の原因はまだ完全にはわかっていませんが、アルツハイマー病患者の脳にはある特徴があります。
それは、脳の萎縮と銀色のシミです。
この二つがアルツハイマー病の大きな原因だと考えられています。
このシミはアミロイドβという粘着性のタンパク質が原因でできることがわかっています。
アミロイドβは情報伝達の過程で生み出される副産物であり、誰でもある目に見えないほど小さな物質です。
脳の血管から不要なゴミとして排出されるため、問題のない物質です。
しかし、排出されるはずのアミロイドβが様々な理由で排出されなくなると、脳に溜まり大きな塊となってしまいます。
また、アミロイドβは神経細胞にタウと呼ばれるタンパク質を増加させます。
アミロイドβの塊とタウは強力な神経毒を放ち、神経細胞はどんどん破壊されます。
この神経細胞が破壊されることでアルツハイマー病を引き起こしているのではないかと考えられています。
アルツハイマー病の原因と考えられている要因
アミロイドβが排出されなくなる
アミロイドβが増える
アルツハイマー病の原因となり得る食べ物
アルツハイマー病の原因となり得る食べ物1 糖質
白米やうどん、ラーメン、餅などの炭水化物、ジャガイモ、とうもろこし、人参などの野菜、チョコレートやアイスなどのお菓子、バナナやマンゴーなどの果物
これらの糖質が多く含まれている食べ物はアルツハイマー病になるリスクが高まる食べ物です。
アミロイドβを増やしている一つの原因は糖質にあります。
アルツハイマー病は脳の糖尿病と言われているほど、糖質との関係は深くあります。
私たち人類は長い期間動物や魚など糖質が少ないものを食べていました。
しかし、農業を始め、穀物や砂糖を安定して入手することができ、現在では白米やうどん、お菓子など糖質が多い食べ物を毎日食べています。
農業が発達し、食べ物が安定して食べられることはとても喜ばしいことですが、長い間糖質が少ない環境で生きてきた人類の体には、多すぎる糖質は毒として認識されています。
血糖値はある一定の数値より高くなるとすい臓からインスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンにより、高くなった血糖値を安定させてくれます。
しかし、糖質が多い食生活を続けていると、すい臓が疲労し、インスリンを分泌しなくなってしまいます。
インスリンが分泌されず、血糖値が高いままに保たれると脳は炎症を起こしてアミロイドβが増えてしまいます。
アルツハイマー病の原因となり得る食べ物2 乳製品、小麦粉
牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品やパン、パスタ、ラーメンなど小麦粉を使用している食べ物にはアミロイドβが増える原因になり得ます。
乳製品に含まれるガゼインや小麦粉に含まれるグルテンは腸の粘膜にダメージを与え、穴を開けてします。
腸の粘膜には不要なものを取り除く役割がありますが、穴が空いてしまうとその穴から不要なものも吸収されてしまいます。
不要な有害物を体が取り込むと、炎症を起こし、アミロイドβが分泌されてしまいます。
また、腸の粘膜に穴が空くと血糖値が急激に上昇し、さらにアミロイドβが増えてしまいます。
腸の粘膜にダメージを与えるのは乳製品や小麦粉などの食べ物以外にも、カフェインやアルコール、添加物が多い食べ物などが挙げられます。
アルツハイマー病の原因となり得る食べ物3トランス脂肪酸 飽和脂肪酸
トランス脂肪酸はショートニングやマーガリンといった人工的に加工された脂質です。市販のビスケットなどのお菓子にも含まれています。
飽和脂肪酸とは肉の脂身に多く含まれている脂質です。
トランス脂肪酸は乳製品や小麦粉同様に腸にダメージを与える食べ物です。
飽和脂肪酸は取りすぎると脳の細胞膜を固くしてしまいます。
細胞膜が固くなると神経伝達物質がスムーズに伝わらなくなり、認知機能が低下してしまいます。
記憶力を低下させないために
記憶力をサポートする食べ物1 青魚
青魚が記憶力をサポートするというのは有名ですよね。
昔から魚を食べると頭がよくなるなんて言われていました。
青魚に含まれるDHA.EPAという不飽和脂肪には脳の細胞膜を柔らかくしてくれる働きがあると言われています。
トランス脂肪酸や飽和脂肪酸を取る機会が多い人には是非とも青魚を食べるのをオススメします。
記憶力をサポートする食べ物2 大豆
大豆にはホスファチジルセリンという神経膜を柔らかくする成分があります。
ホスファチジルセリンは大豆以外にも、卵や肉にも多く含まれていますが、肉は前述した通り飽和脂肪酸が含まれているので、豆腐や納豆などの大豆製品から取ることをオススメします。
もしくは、肉の脂身を除去してから食べるのもいいですね。
記憶力をサポートする食べ物3 玄米
玄米、米ぬかに含まれているフェルラ酸というポリフェノールには記憶力をサポートする効果があると考えられています。
フェルラ酸はアミロイドβの分解を助け、タウ(アルツハイマー病の原因の一つと考えられている物質)の蓄積を低下させる作用があります。
さらに、神経細胞を守る働きや、血糖値を下げる働きがあるポリフェノールです。
1日に大さじ1杯~2杯程度の米ぬかを摂取するのがいいと言われています。
記憶力をサポートする食べ物4 卵
卵の卵黄に含まれているコリンという成分はアセチルコリンという神経伝達物質の材料になる成分です。
コリンが不足すると、脳の情報がうまく伝達できず、物事が思い出せない、判断力が低下するという症状が起こります。
アセチルコリンを不足させないことが記憶力の維持に効果的だと考えられています。
コリンは卵の他には肉にも含まれている成分です。
記憶力をサポートする食べ物 5 赤ワイン
赤ワインにはアルツハイマー病の予防の可能性が高い成分が入っています。
赤ワインのポリフェノールは強い抗酸化作用があり、アミロイドβを減少させる働きがあります。
また、ジョージタウン大学の研究では、脳の体積が増えたという結果も出ています。
現実的に記憶力を保持するために
上記での通り、記憶力を保持するためにはアミロイドβを増やす食べ物を控える、記憶力をサポートする食べ物を食べるのが効果的です。
そして、魚だけ多くたべる、大豆だけ多く取るなど、一つ成分だけでなくできるだけ多くの成分を摂取することが効率的です。
とはいえ、炭水化物を減らす、おやつを減らす…
大豆を食べ、米ぬかを2杯…
コリンの摂取に肉、でも肉は飽和脂肪酸を増やす…
赤ワインがいい、あれ?アルコールはダメじゃなかったの?
こんな食生活は続けられない!と思いませんか?
食事は人生の楽しみの一つです。記憶力を維持するためとはいえ、楽しみを減らしてしまうとストレスを感じてしまいます。
慢性的な強いストレスは脳の萎縮に繋がるとも考えられているので、これでは本末転倒です。
現実的に記憶力を維持するためにはサプリメントを有効活用することがおすすめです。
上記で挙げたような成分が一つで取れるサプリメントが、「アルツブロック」です。
アルツブロックには、紹介したDHA.EPA、フェルラ酸、ホスファチジルセリン、コリン、レスベラトロール(赤ワインポリフェノール)が含まれています。
ほかにも、食べ物では摂取しにくいイチョウの葉エキスやヘリセノン(幻のキノコから取れる成分)など記憶力をサポートする成分が16種類入っています。
まとめ
アルツハイマー病の原因と考えられているのは、アミロイドβとタウという物質が増えるため
アミロイドβが増える原因となる食べ物は
糖質が多い食べ物
ご飯、パン、麺類、ケーキ、うどん、もち、じゃがいも、とうもろこし、にんじん、チョコレート、ケーキ、菓子パン、果物など
グルテンが多い食べ物
パン、ホットケーキ、パスタ、うどん、ドーナツ、ピザ、コーンフレーク、シリアル、クッキーなど
トランス脂肪酸、飽和脂肪酸
肉の脂身、バター、マーガリン、ショートニング、スナック菓子など
記憶力をサポートする食べ物は
青魚、大豆、赤ワイン、米ぬか、卵など
上記の食べ物に含まれる成分を一種類だけでなく何種類も取ることが記憶力を維持するためのコツです。
そして、上記の成分+11種類の成分が入っているサプリが、アルツブロックです。
アルツブロックは3ヵ月継続しても満足できなければそれまでの購入金額を返金してくれるという制度を実施しています。
1ヶ月目で特に体に違和感を感じなければ3ヵ月は続けることをおすすめします。
脳の細胞は3ヵ月で生まれ変わると言われています。
そのため、徐々に頭がクリアになっていきますよ。
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